山口県下関市は古くから交通の要衝として栄えた都市であるが、その市街地は関門海峡に面した半島に突き出た地形となっており、市街地に流入する河川が皆無に等しいことから、人口の増加に伴い慢性的な水不足に悩まされることとなった。水源がないことにより工業発展にも支障を来すと判断した山口県は、水道用水・工業用水の安定確保を目的に、下関市東部の小月地区に注ぐ木屋川(二級河川)の上流にダムの建設を計画した。ダム建設の場所は、豊浦郡西市町(のち豊浦郡豊田町、現在は下関市豊田町)の大河内に定められ、1940年(昭和15年)に木屋川ダムの建設に着手した。
平均海拔:155 米